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保育園の給食の様子をお伝えします。
行事食、高齢者との食の交流、食育活動など随時載せていきます。

食育活動 3歳児クラス

まだ入っているかな?とさやの中をのぞいて、丁寧に豆を探していました。
令和3年6月10日
【空豆さやむき】
ぞう赤組(3歳児クラス)と空豆のさやむきをしました。
 
新型コロナウィルス感染対策のため少人数の2部制にして行いました。
 
空豆のさやはやや硬く、3歳児には難しいのですが
「さやをバキッと折ると、簡単に豆を取り出せるよ」
と説明すると楽しそうに折っていました。
 
「空豆の赤ちゃんが出てくる」と一人が言うと、みんな夢中になって小さい空豆を探し始めました。
 
この日、そら豆のさやむきに参加する前に、保育士が絵本「そらまめくんのベッド」を読んでいました。保育士が「そらまめくんのベッドだね!」と話すと、絵本の事を思い出したのか「ほんとう」「やわらかい」などと言い、さやの方にも興味津々な様子でした。
 
皆でむいた空豆は、おやつに茹でで提供しました。
今回は、皆が気に入っていた小さな赤ちゃん空豆も一緒に茹でて、おかわり用として出しました♪
 
管理栄養士 鈴木

食育活動 5歳児クラス

梅干しづくり、今年は栄養士が梅を漬ける様子を見てもらいました
【梅干しづくり①】
今年も、6月恒例の梅干し作りをしました。
いつもは子ども達が、梅の実を洗ったり、なり口を取ったりして、瓶に塩漬けするまでの工程を一緒にやるのですが、今年は新型コロナウィルス感染症対策のため、子ども達には見学をしてもらいました。
 
子ども達から、色々な声が上がりました。
Sちゃんが、
「(梅の塩漬け)やりたいよ~」と言ったので、
私が「しっかり見ておいて、お家で作ってみたらいいよ」と答えると、
「梅はどこにあるの?それはどこに売っているの?」と真剣に聞いてきました。
近くのスーパーで買えることや、販売の季節が短いこと等詳しく教えました。お家で漬けられるといいね☆
塩漬けしたところ。この後、梅酢が上がってきたら、赤紫蘇漬けです。
Aちゃんは、
「梅干し酸っぱいからキライ~」と言います。
私は「酸っぱいものは少しずつ食べるとだんだんおいしくなってくるよ」と答えました。すっぱいものが苦手な子たちは、少し険しい顔つきで見ていました。
保育園の給食でもいろいろな料理に梅干しを使うので、梅干しの酸っぱさにも慣れていってもらえるといいなと思います。
 
また、ホワイトリカーで梅を洗う時は「今、皆も手を洗ったら(アルコールで)シュッてするよね?梅もきれいにするためにこれをつけるんだよ」と説明すると、コロナ禍での生活が長いからか、全員納得顔でした。
 
塩漬け梅が入った瓶は、玄関横の子ども達の見える位置に置いています。
「塩漬けにすると梅の実から水が出てくるから、そしたら赤い紫蘇を入れようね」と説明もしたので、子ども達は毎日梅の様子を見に来ます。
 
今年の梅干しの塩分濃度は15%です。手作りの梅干しは本当に美味しいと私は感じます。そして本当に美味しい物を子ども達に味わってもらいたいと思います。
 
管理栄養士 鈴木

食育活動 ピザ作り

自分のピザに好きにトッピング
ぞう青組(5歳児クラス)が育てている茄子の収穫が最盛期になりました。細長い茄子や丸い茄子などがおいしそうに実っています。
毎年この時期に、子ども達が収穫した野菜を使ってピザを作ります。
 
例年は、子ども達に小麦粉をこねて生地を作ってもらいますが、今年は新型コロナウィルス感染症対策のため時間を短縮し、生地作りは見学してもらいました。
 
生地を作りながら私が「小麦粉は、牛乳や水をくわえると粉じゃなくなってくるんだよ。小麦粉から他に何が出来るか知っている?」と聞くと、
ほぼ全員即答で「パン!」と言ってくれました!
Kくんの顔ピザ。可愛い☆
「他には?昨日食べたよ?」とさらに聞くと、
Kくんが「あ!スパゲティ」と答えてくれました。その他、お麩やうどんも小麦粉から出来ていることを伝えました。次はうどん作りも子ども達としたいなと考えています。
 
生地が出来上がり、一人分の生地を子どもに渡し伸ばしてもらいます。
さすが年長の青組さんです。手早く上手に伸ばしていきます。
 
長細く伸ばしたり、薄く伸ばしたり、厚めにしたり…様々なピザの生地が出来ました。
 
用意したピザの具材は、
トマトソース・ツナ・ナス・ピーマン・コーン・玉ねぎ・チーズです。
焼きあがったピザ。とても美味しそうです。このサイズをみんなペロリ!
皆各々好きな具材を、好きな量載せていきます。
 
それぞれの具材をバランスよくキレイにトッピングする子もいれば、
野菜が苦手な子は、トマトソース・ツナ・チーズを少しだけ乗せる子もいました。
「せっかく作ったナスはいらないの?」と私が声をかけると、Yくんは薄切りのナスを一枚トッピングしていました。
 
Kくんは、長ナスの輪切りを目、半月切りのナスが口、ピーマンを眉毛にし、Kくんそっくりの顔ピザにしていました。子どもの柔軟な発想はとても面白く感動します。
 
ピザを作り終えた後も、私が保育室に行くと皆口々に「たのしかった」「ピザ焼いてる?」「ピザどうなった?」と興奮気味に声をかけてきてくれました。
 
「秋になったらきのこピザもおいしいよ」と私が話すと、
Aちゃんは「なめこ好き!」と言っていました。
なめこはピザに合わないかもしれないな…と思いました。
 
おやつの時間、みんな自分で作ったピザに目を輝かせて食べていました。
調理師が作ったお替り用のピザを勧めると、野菜が苦手な子が野菜たっぷりのピザをお替りしていました。
 
「自分で作ったピザとお替りのピザ、どっちがおいしい?」と聞くと、
「どっちもおいしいけど、自分で作った方!」と嬉しそうに答えてくれました。
 
ふわふわしたピザ生地なので、ボリュームがあったのですが、お替りをした子も多くいました。
 
楽しさと美味しいさの記憶が一緒にある事は、大切な経験だと思います。
今後も食事の楽しさを伝えていきたいと感じました。
管理栄養士:鈴木
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