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保育中に出会った子供たちの素敵な姿や、楽しいエピソードをお伝えしていきます!
平成29年4月~

ランドセルを背負って会いに来てね!

インタビューを受けているところです。
平成29年4月6日 ぞう組
この日は、小学校の入学式。6日前に卒園した子どもたちの晴れの日です!
卒退園児招待の第1回「ランドセルを背負って会いに来てね!」が開かれました。
 
保育園にお招きしたのは、入学式の後の午後3時半。
みんな駆け込むように玄関に入ってきました。
職員に「ランドセル見せて~」と声をかけられると、嬉し恥ずかしそうに見せてくれたり、
6日ぶりに会えた元クラスメイトと、はしゃぎまわったり、
間違えて、今まで使っていた靴箱に靴を入れようとしたり(習慣ってすごいですよね)、
保育園の玄関は午後3時半、とても賑やかになりました!
 
まずは、ぞう組(3・4・5歳児クラス)で交流です。
一人ずつ台に上って、どこの小学校に入学したかを教えてくれ、ピカピカのランドセルを背負った姿を見せてくれました。その後、ぞう組の子どもたちからの質問タイムです。
「ともだち できましたか?」
『一人できました!』
「なんくみでしたか?」
『1組でした』
「なんの じゅぎょうが たのしみですか?」
『算数です』
 
次々に質問が出ます。中には「すきなたべものは なんですか?」なんてのもありましたが★
みんな小学生に興味津々の様子です。
つい最近まで一緒に過ごしていたお友達が、急に立派になったように見えたのではないでしょうか。
 
他にも、ランドセルの中に入っているものも披露してもらいました。
筆箱や連絡帳。どれも、キラキラに見えます☆
ランドセルを背負ってはいポーズ!
ぞう組との交流タイムが終わると、卒園生、保護者はホールに移動しました。
そこで、おやつタイムです。
 
メニューは子どもたちに人気のあった「ぼうしパン」。
子どもたちは『やったー!』と喜んでいました。
保護者の方も一緒に召し上がっていただきました。
 
保護者の方からは「こんなの食べてたんだ~」という声が聞かれたり、
学童や小学校の情報交換で盛り上がっていました!
 
最後は、ランドセルを背負って記念撮影☆
色とりどり、デザインもさまざまなランドセル!
立派な姿の一年生!
見せに来てくれてありがとう♪また会いに来てね。
 
次は、夏祭りに招待をする予定になっています!
記事:望月
 卒園生とつながりを持って行けることは、私たち職員もとても嬉しいことです。卒園児招待は年に数回ですが、会うとその度に「あんなに小さかったのに大人っぽくなったな」「元気そうでよかった☆」と色々な想いを持ちます。
今回は3月31日に最後の挨拶をし、会っていなかった期間はたったの1週間ほどでしたが、それでも久々に会った子どもたちは、これからの新しい生活に向けて期待や希望を持った立派な小学生になっていて、そんな姿を見るとやはりジーンと胸にこみ上げてくるものがありました。
ぞう組の子どもたちもランドセルには憧れがあるようで、その日以降おままごとコーナーでランドセル(の玩具)を背負い、小学生ごっこをしている姿が見られます。
次に卒園生に会えるのは、夏祭りなので少し期間が開きますが、また会って会話をすることを保育園の職員も子どもたちも楽しみにしています★
 
 
 

離乳食試食会・懇談会をしました!

離乳食試食会の様子です。
平成29年4月7日 ひよこ組(0歳児クラス)
入園して一週間の0歳児クラスのひよこ組さん。この日は、保育園の様子や保育園で食べる離乳食の様子を、おうちの方にもお伝えしたく、懇談会を行いました。懇談会は二部仕立てで、まずお子さんと一緒に離乳食の試食をし、そのあと懇談を行いました。
 
当日は、ほとんどの方が出席されました。
ときわぎ国領保育園での離乳食は全部で4期あります。すべての時期の食事と、離乳食を終えた後の幼児食も用意しました。
 
まず、各自に現在食べている段階の食事を提供し、保護者の方にも味見をしてもらいながら、お子さんと一緒に食べてもらいました。食材の固さや、種類、味付けを確認してもらえたと思います。まだ離乳食の始まっていないおうちの方には、ちょっと先の「もぐもぐ期(形状はみじん切りで舌でつぶせる固さ)」を試食していただきました。
 
大きいテーブルを囲むように座っていただき、それぞれ次の段階の食事を食べている家庭が隣り合う座席配置にしたので、次の離乳食はこんな感じかな~とも感じていただけたと思います。
管理栄養士も間に入ってお話しました。
管理栄養士も同席し、ときわぎ国領保育園が給食で大切にしていることなどもお話しました。
使用している素材の事、クッキングや健康についての食育活動の事、食べ方の習得に関する事などをお話しできました。
 
保護者からは、
「こんなにたくさん食べていいんだ」
「こんな大きいものを食べるようになるんですね」などの言葉が聞かれました。
 
保育園で提供している離乳食を見たり、試食していただきました。離乳食の進め方や与え方をご家庭と園が同じようにできたらと思っています。
 
試食が終わった後は、懇談をしました。保護者の方のお話を聞いたり、保育園で過ごす様子を伝えたり、保育園で歌うわらべ歌を歌い、あっという間の1時間半でした。
 
保育が始まって2週間の現在、保育園に来ると人見知りで泣いてしまう子も居ますが、日に日に保育園に慣れてきている様子が見えます。保育園で、楽しく過ごし、たくさん食べて、安心して眠れるように、私たちも頑張ります!
記事:根岸
 離乳食試食会は、保護者の方々に保育園の食事を知っていただく機会となっています。普段から、玄関の近くのサンプルケースに、給食や離乳食を展示して、その日の献立を知っていただけるようにしています。しかし、実際に食べて味を知っていただく機会はなかなかないので、参加した保護者からは食事についての質問が出たり、様々な感想が聞かれたりします。
また、子ども達も始まったばかりの園で緊張していますが、食事を保護者と一緒に食べると、とても安心した様子が見られます。私たちはそうした子どもと保護者の食事の風景を参考にしながら、園でも家庭と同様に安心して食べたり、ミルクを飲んだりできるよう配慮しています。
 
 
1つ目は、ぞう組の午後の活動の様子を紹介しています。2つめは公園の斜面に果敢に挑戦する1歳児クラスの子のエピソードです。

身体を動かして遊ぼう!!

バナナおに 両手を挙げている子がバナナです。1タッチで片手を下げ、2タッチで動き出せます。
平成29年4月26日 ぞう組(3・4・5歳児クラス)
保育園では散歩に行ったり、体操教室やリトミックなど、主な活動は午前中に計画されています。
 
ぞう組の午後の活動は、ブロックやおままごとなど室内遊びと、体を動かす遊びを用意し、自分で選んで過ごせるようにしています。
今号は、午後の体を動かす遊びの方をご紹介します★
 
この日は、午後の3時半くらいから保育園の隣にある、ホール(特別養護老人ホーム所有の地域交流スペース)に行って鬼ごっこをしました。
鬼ごっこは、ルールを覚えること、ルールを守ることが必要になります。ルールを守って遊ぶからこそ楽しいという気持ちを学べます。
また、必死になって体を動かすので、暑い日は汗だくになるほど身体を使います。
 
さて、この日に遊んだのは「バナナおに」「キノコおに」「サメおに」でした。
聞き覚えのない鬼ごっこもあるのではないでしょうか?!
各鬼ごっこのルールは、下部に説明を乗せました!ご覧ください。
 
「バナナおにやるよ~」と声をかけると、
『ヤッター!』と大賑わい。ルールをまず確認し、スタート!
バナナおにの鬼役は保育士がやりました。始まると、キャーッ!と言いながら一生懸命逃げてストップの声がかかるまで走り続けます。みんな必死!!
 
バナナおにを数回やると、次はキノコおに。
その都度、ルールを確認してやります。
 
ルールがわからない子がいると、鬼に捕まらないように「こっちにおいで!」と声を掛け合って、協力したりする姿が見られます。
鬼にタッチされると悔しくて怒り出したり、泣き出してしまう子もいますが、そんな時は、ちょっと職員がフォローして、ゲームを楽しめるようにしています。
 記事:松本
キノコおに 両手をキノコの傘のように頭に乗せしゃがんでいるのがキノコになった子です。
 
≪鬼ごっこのルール≫
■バナナおに
①鬼を決める
②10秒数えたら、鬼はみんなを追いかけタッチする
③鬼にタッチされたら、バナナのまねをしてその場に止まり、助けを求める
鬼から逃げながら、バナナになっている人の皮をむいてあげる
④バナナになっていた人は、皮をむいてもらえると自由に動けるようになる
 
■キノコおに
バナナおにと似ています★
①鬼を決める
②10秒数えたら、鬼はみんなを追いかけタッチする
③鬼にタッチされたら、キノコのまねをしてその場にしゃがむ
④キノコになった人は、10秒数えると自由に動けるようになる
 
■サメおに
①幅1mくらいの川をつくる
②鬼を決め、鬼は川に入る
③鬼(サメ)に捕まらないように、川を渡る
④川を渡る人は、鬼(サメ)にタッチされたら、鬼(サメ)になる
サメはどんどん増えるので、難易度が増していく
 夕方、体を動かした子どもたちに会うと「ゲームしたんだよ!」「汗かいちゃった♬」と、とても笑顔で教えてくれます。何をしたか聞くと、一生懸命に言葉や身振りで教えてくれます。たのしい時間を過ごしたことがわかり、そんな姿を見るのがちょっとした楽しみになっています。
 
ルールや約束事を伝えるとき、“大人に言われたから守る” “怒られたからやめる”と誤った認識がされている姿が見られることがあります。遊びの中でのルールは“楽しむために守る”という目的が明確です。ルールや約束は、なぜ守るのか、なぜ大切なのかも知り、子ども自身が自分の意志で約束やルールを守ろうとする気持ちが育まれると良いですね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             
 
 

自分の力で少しずつ…

丘を登っているところ★ 一生懸命の後ろ姿が可愛い♪
平成29年4月27日 りす組(1歳児クラス)
りす組(1歳児クラス)で保育園の隣にある公園に行った時の出来事です。
その公園には、少し丘になっているところがあり、斜面には草が生えています。丘の上のところには土が見え歩きやすくなっています。子どもたちは、その小高くなっている丘の上を歩くのが大好きです。
 
その日は、保育者が丘の下のほうに降り、危険のないように見守りながら「こっちにおいで」「うまく降りられるかな?」と丘の上にいる子どもたちに声をかけました。
 
すると子どもたちは、緩やかな下りの斜面を見て、ちょっと立ち止まる子、ニコニコの笑顔でタタタッと駆け降りる子、一歩一歩バランスを取りながらゆっくり少しずつ降りる子と、みんな様々に、でもとても真剣な表情で降りていました。
 
そして降り切った時には、安心した様なうれしそうな表情でにっこり♪
保育者に「上手に降りられたね」とギュッと抱きしめてもらい、今度は登りに挑戦していました。
 
登りでは、バランスを崩してお尻をペタン、そのままクルンと一回転してしまう子も居たのですが、転んでも自分の力で立ち上がり、また登り始めていました。
そんな子どもたちを見て、たくましさ、挑戦する気持ちの強さを感じました。
 
新しいクラスになって1か月。少しずつですが、確実に成長していく子どもたちを見て、とても嬉しく頼もしさを感じたと共に、これから一緒に過ごす楽しい1年にワクワクした日でした。
記事:北川
 ちょっと難しいもの”に挑戦する子どもの姿は、大人から見るとケガをするのではとヒヤヒヤすることもあります。ですが、危ないからやらせないにすると、子どもは自分で危険を予知しケガを防ぐ力を育むことが出来ないと思います。子どもが自分で危険かどうか判断できるようになるには“ちょっと難しい”に挑戦し経験を積み重ねていくことが必要なのだと思います。
子どもたちが“ちょっと難しい”に挑戦する時、いろいろな場面を想定したうえでしっかり見守っていくようにします。
 
 
・どうしたら良いのかな(うさぎ組 2歳児)
・おねえさんみたいに(ぞう組 3・4・5歳児)
・防犯訓練をしました!-職員研修-(全クラス)

どうしたら良いのかな

ダンゴ虫いるかなー?
平成29年6月1日 うさぎ組(2歳児クラス)
日中は少し汗ばむような季節になり、外に出るとチョウチョなどの虫が活発に活動するようになってきましたね。
 
うさぎ組(2歳児クラス)の子どもたちを最近魅了しているのは、テラスの花壇にいるダンゴ虫!
 
テラスに出ると「ダンゴ虫いるかなー?」と花壇を覗き込んでいます。ダンゴ虫も見つかるまいと隠れんぼをしているのでしょうか?!なかなか見つけられず、
『見つけたー!』との声が上がると、みんな大騒ぎです。
「どこどこー?」「見せて見せて!」「見えないよー!」
この辺にいるかな?
花壇の一か所を複数人で、同時に見ることは難しいですよね。
 
友達同士で身体を押し合ったり、大声で主張したりと、大混乱な毎日でした。その都度、大人が仲介して、押し合っても見られないことや、順番に見ると良いこと、どのように言えばよいのか等を伝えていきました。
 
6月に入っても、子どもたちはダンゴ虫に夢中です。捕まえるのが上手になり、この日もせっせと捕まえていました。
そんな中、捕まえ上手なH君が「こっちにダンゴ虫いたぞー!」と言うと、
見て~いっぱい♬ 牛乳パックのバックにお引越し★
「どこどこ?」「ほんとだ!」とS君にYちゃん、Sちゃんが走ってきました。
そこに少し遅れてMちゃんも来ました。
 
しかし、すでにH君の周りには3人がいて、Mちゃんはダンゴ虫を見られそうにもありません。
そこでMちゃんは、YちゃんとS君の間に無理やり座ろうとしました。
近くで見ていた私は、ケンカになるかな?と思いつつ、何も言わずに見守りました。 
するとMちゃん、座るのを止め自ら離れました。そして花壇を覗き込んでいる友達を静かに見つめていました。
 
私はMちゃんに近づき、小声で「こういう時はなんていうんだっけ?」と言ってみました。
するとMちゃん「…いれて」
それを聞いたYちゃんとS君は「いいよー」とお互い少しずつ移動しMちゃんが入れるスペースを作りました。
また、SちゃんとS君も「こっちも空いているよ!」と教えてくれました。
その後は仲良く並んで花壇を覗き込んでいましたよ。
この前、ダンゴ虫取ってくれたから、今日はお返し♪
私は、子どもたちを見てうれしかったと同時に、安心しました。場所を譲った子どもたちの声はとても優しく、素直だと感じたからです。
記事:佐藤
 やりたい気持ちを我慢して相手に譲る、順番を守るなどは子どもにとって容易ではなく、やり方もわかりません。そんな時は大人が声をかける場面も多く、注意を促すこともあります。
 
その時に“なぜ、注意を促したのか”という理由を伝えるとともに“どのようにすると良いか”という提案もするよう心がけています。それを聞いて子ども達は、大人の真似をして言ってみたり、“ぼくはこうしたいから、こうやってみる”としてみたり、考える姿も見られるようになります。“大人に言われたから(怒られたから)やる、やめる”のではなく、自分で考えて行動する力を付けていきたいですね。
 
 

お姉さんみたいに

片づけを一緒にやっているところかな?
平成29年6月 ぞう組(3・4・5歳児クラス)
ときわぎ国領保育園の幼児クラスは3・4・5歳児の縦割りクラスです。
今年4歳児クラスに進級したSちゃんは、3歳児クラスに進級してきた年下の子のお世話をしてくれます。
 
特にYくんを可愛がり、お世話を積極的にしてくれます。
Yくんの片づけを手伝ったり、お茶を入れるのを手伝ってあげたり…
 
Yくんはこの4月に入園したばかりなので、生活の流れがまだわからなかったので
「次はこれだよ」と次に何をするか教えてくれました。
Yくんも始めはSちゃんが手伝うことに戸惑う表情もありましたが、少しずつ受け入れている様子も見られるようになりました。
 
Sちゃんは昨年までは幼児クラスで一番下の学年だったため、年上のお姉さん・お兄さんにお世話をしてもらうことが多くありました。今年は年下の子が入ってきて、今までやってもらっていたことを今度は、自分がやってあげようとする姿があります。
 
まだ、どこまで手伝ってあげて良いか分からず、手伝いすぎてしまうこともあり、大人の仲介が必要ではありますが、そうした事も年下の子との生活や関わりの中で学び成長していってくれたらと思います。
記事:榎本
 大人が「お世話をしてあげてね」と伝えなくても自ら積極的に年下の子と関わってくれる姿を見ると、Sちゃんの成長を感じます。また、同時に優しくされた経験は自然と受け継がれていくのだなと、温かい気持ちになりますね。子ども達の優しい気持ちをも守りながら、日々関わっていきたいです。
 
 

防犯訓練をしました!(職員研修)

男性は警察の方で父親役。子どもを渡せと詰め寄ってきます。訓練と分かっていても迫力あります!
平成29年6月19日 全クラス
保育園は保護者の方からお子さんを預かっている間、お子さんの命をしっかり守らなくてはいけません。私たちは、年間2回いろんな事例を想定して、訓練を行っています。
 
毎年この時期は、調布警察に依頼をして指導をしてもらっています。
過去、小学校で起きたの事件や、連れ去りなど怖いニュースもあったので、プロから対策を学びます。
 
昨年は不審者が、園の門を乗り越えて園内に侵入してくるというものでした。
今年は、離婚協議中の夫がお迎え予定者ではないのに子どもを迎えに来るという設定です。
興奮してきた父親(警察)がナイフを出します。さす又で応戦!
ときわぎ国領保育園では、朝登園時に伝えられたお迎え予定者以外の人が来ても、お子さんは引き渡しません。それが父親であってもです。
 
直接父親に対応する人、警察に連絡をする人、保育室の職員に注意喚起を伝える人など、役割分担をして迅速に動きます。
 
毎回、訓練で演技とはわかっていても、不審者役の人の迫力に怯みそうになります。
どのタイミングで通報すればよいか、
さす又はどのように使うと有効か、学ぶことはたくさんありました。
さす又を使って、相手を倒す方法を学びました
子どもの安全を守るため、いろんなことを想定し対応策を身につけていたいと思います。
記事:望月
・まねあそび (ひよこ組)
・いらっしゃいませ~♪ (ぞう組)

まねあそび

赤い牛乳パックの長椅子をバランスとりながら歩きます…
平成29年7月 ひよこ組(0歳児クラス)
0歳児クラスでは子どもとのスキンシップを大切にしています。
一対一で触れ合いながら、わらべ歌を楽しんでいます。
 
今の時期のひよこ組(0歳児クラス)は、数名の子は歩くようになっていて、ほかの子はハイハイで移動しています。
 
♪どんどんばし♪
牛乳パックで作った長椅子の上を、歌いながら橋渡りします。
歌に合わせて体をゆすったり、手を挙げたりして、とても楽しそうです。
♪てんやのおもちで使うお手玉☆大きいもの、ジャラジャラなるもの色々☆
♪てんやのおもち♪
歌に合わせてお餅に見立てたお手玉などを頭の上に乗せ、歌の終わりに頭をさげ、お餅を落とす遊びです。
頭の上からお手玉が落ちてくる様子が楽しく、人気のあるわらべ歌です。
 
私が♪てんやのおもちを歌うと、C君が「これだよね」と言うように、棚からお手玉を持ってきて、私の頭の上に乗せようとしてくれます。
 
普段から、保育者がしている遊び方をよく見ていて、真似をして遊ぶ姿が見られるようになってきました!
わらべ歌を通して、“見る・聴く・真似る”など、色んなことを獲得しているのだなと感じました。
 
ひよこ組の子ども達も入園して4か月。
始めはお母さん、お父さんと離れ不安いっぱいの様子でしたが、少しずつ保育園にも慣れ笑顔を見せてくれるようになりました。
これからも、心を和ませるわらべ歌で、子ども達と関わり触れ合いながら楽しい時間を過ごしていきたいと思います。
記事:井戸
 
【わらべうたの紹介】
♪どんどんばし♪
  どんどんばし わたれ さあ わたれ
  こんこが でるぞ さあ わたれ
 
♪てんやのおもち♪
  てんやの おもち やぁらかい おもち
  あんこ ちょいとふんで しかられた
 わらべ歌には不安や緊張を和らげる力があります。入園して4か月。わらべ歌を通した穏やかな関わり合いの中で、子ども達の笑顔も増え、楽しく過ごしている様子がとてもよく伝わります。また、見る、聴く、真似ることを通し、子ども達の発達の手助けにもなっていますね。これからも子ども達が大好きなわらべ歌を取り入れて、子ども達とのスキンシップを大切にしていきたいです。
 
 
 
 

いらっしゃいませ~♪

こちらのお店は、アメ屋さん☆
平成29年7月 ぞう組(3・4・5歳児クラス)
ぞう組の部屋では、お店屋さんごっこが流行しています☆
その様子を紹介します。
 
折り紙や画用紙でアメやアイスを作ります。
それをテーブルに並べ、お店をオープン☆
 
「いらっしゃいませ~~!」
「いかがですか?」とお店屋さんになりきる人、
お財布とお金を持って、その店に買い物に行く人、と役を演じながら楽しんでいます。
ジュース屋さん☆ コインブロックをつかいジュースを表現しています
子ども達は普段の生活で、色々なことを観察していますよね。
子どもたちのごっこ遊びは、自分が経験した記憶や印象に残った場面が活かされているものです。
普段おうちの人と買い物に行ったときに、見た光景なのでしょう。
「こちら30円になりまーす!お金がなければカードで払いますかー?」
「PASUMO使えますよー!」
「ポイントも貯まりますよー!」などなど…
そんなことよく知ってるな、とみている職員がクスッと笑ってしまうやり取りもしばしばみられます♪
アイス屋さん☆ スプーンも添えられています
また、ごっこ遊びをするときには、お友達とのかかわりも必要となってきます。上手に役割分担をして楽しめる子もいますが、中には
「僕がお店屋さんの人やりたい!」
「違う、僕が‼」
と、役割で揉めてケンカになったり、お互いの思うようにいかないと
「もうつまらない!やめる」
と、遊びが終了してしまったり。
意外と難しいものでもあります。
 
ですが、そんなことを乗り越え、友達同士で想像力を働かせながら遊びこむことが出来ると、とても楽しいものです!
 
今はまだ保育者の仲介や声掛けが必要な場面もありますが、ごっこ遊びを通して友達同士で楽しさを共有する経験を増やしていけると良いなと思います。
 
またごっこ遊びを展開させていけるような保育環境作りもしていきたいと思っています。これからの季節は鉄板(玩具)でバーベキューごっこなんかも楽しそうだな、と考えているところです☆
記事:林
 自分の経験した事から始まる遊びが出来るのが、幼児クラスですね。言葉のやり取りも、大人顔負けです。大人同士がやり取りしている事を見たり、聞いたりしているのが、よく分かります。
遊びの中で自分のやりたかった事を消化できれば遊びに満足して、自分で遊びを終えることも、片づけも自ら進んでできるようになります。遊びに集中することが大切だと思っています。
 
 
 
・お泊り保育~花火~(ぞう青組)
・あれは何?(うさぎ組)
・どうぞ♪(りす組)
 

おとまりほいく~花火~

みんなは横で、ヒントをだしたり、応援し白熱します!
平成29年7月14日 ぞう青組(5歳児クラス)
ときわぎ国領保育園では、毎年7月に年長児(ぞう青組)は1泊のお泊り保育を行っています。
お泊り保育は、保育園生活の中でも大イベントです。卒園の時に一番の思い出を聞くと、お泊り保育と答える子がとても多いので職員も総出で力が入る行事の一つです。
 
当園は、同じ建物内にデイサービスや特別養護老人ホームがあるので、そちらの設備もお借りしながら、保育園に泊まるスタイルです。特に、お風呂はデイサービスで使用する大きなお風呂にみんなで(男の子と女の子は別です)入ります。
 
そのほか、前日から子ども達が買い出しをしてカレーを作ったり、スイカ割り、職員によるディナーショー、大きなホールで夕食会など盛りだくさんです。そのほかに、子ども達がとても楽しみにしているイベントが、花火ではないでしょうか?!
ディナーショーのマジックショー☆最後に一人ずつ魔法をかけた色が変わるジュースを手に入れました!
今回は、花火についてのエピソードを紹介します。
 
昼間に牛乳パックでマイ花火BOXを作り、そこに自分の花火を入れます。安全対策で、子ども達は長袖・長ズボンを着て準備万端!
自分で手持ち花火を持ち、3か所設置されたロウソクから点火して楽しみます。
 
さて、花火にそれぞれ点火して遊びだした子ども達ですが、Yちゃんは「こわーい」と言ってロウソクに近づくこともできません。そこで私はYちゃんの体を支え、一緒に点火をしたのですが、体はカチカチで、なるべく火に近づかなくてもいいようにと、腕をめい一杯伸ばして点火しました。
 
点火した後も花火が怖い様子で先を下に向けているだけで、友だちの花火が近くに来ると、声を出してとても怖がっていました。
後から聞いたのですが、Yちゃんは手持ち花火は初めての経験だったそうです。
仕掛け花火もやります。これはナイヤガラ花火☆
それから、何本か経験していくうちに、だんだん体に入っていた力がほぐれてきた様子で、点火するときには少し手伝いが必要でしたが、私が「もう少しろうそくに近寄って」と声をかけると、のばしていた腕を曲げ、大きく一歩踏み出しロウソクに近づくことが出来たのです!
 
特別養護老人ホームのおじいちゃんとおばあちゃんも見に来てくれていたのですが、点火後の花火を「見せてあげて」と声をかけると、自分の目の高さまで花火を持ち上げて見せることも出来ました!
 
一度の経験が、自信につながった出来事でした。
お泊り保育を通して、色々な経験が出来たのではないでしょうか。
記事:宮地
 年長児が4月からずっと楽しみにしていたお泊り保育。親元から離れて慣れ親しんだ友達や保育者と2日間過ごしたお泊り保育では、自信につながった出来事が多くあったのでないかと思います。
 中には親元を離れてのお泊りが初めてで、お泊り保育数日前から心細そうにする子も居たのですが、友達とたくさんのイベントを経験する中で、協力し合ったり、楽しさや喜びを共有したり、励まし合ったり…子ども達全員が終始笑顔のお泊り保育となりました!お泊り保育後は、年長児クラスとしても団結力が高まったような気がします。
 今度は、次のビックイベント“運動会”に向けて、組体操やリレー等、みんなで力を合わせて練習を頑張っていきたいです。
 
 
 
 

あれは何?

植物性の洗剤を使用しています。この日は少し泡が多め…
平成29年7月31日 うさぎ組(2歳児クラス)
この日の朝は少し曇が出ていたのでプールには入らず、泡遊びにしました♪中性洗剤を泡立てて遊びます。泡の感触を楽しんだり、カップに入れてケーキに見立てたり、バケツに入れてお料理をしてみたり…
夢中になって遊んでいると、Hくんが空を見上げて「ねーねーあれ、何?」と指をさしながら私に聞きました。
 
Hくんが指さしたのは、特別養護老人ホームのベランダです。
ときわぎ国領保育園は、特別養護老人ホームと同じ建物で、2階の園庭からおじいちゃん・おばあちゃんのお部屋が見えます。老人ホームは5階まであり、時々ベランダに出たおじいちゃんやおばあちゃんが様子を見てくれたり、手を振ってくれたりします。
保育園の2階が園庭です。写真の正面が老人ホームのお部屋です。
ですが、この日は誰も居ません。
わたしが「どれのこと?」と聞き返すと
Hくん「あれ。あのゆらゆらしてるやつ」
 
もう一度見ると、ベランダの天井に、プールの水が反射した光が映っていました。
Hくんの行動に興味を持ったほかの子も不思議そうに見上げます。
 
S.Hちゃん 「なんだろう。きらきらしてる」
M.Oちゃん 「あっうごいた!」
 
私は、水の反射だとは言わずに「何だろうね。なんだと思う?」とみんなに問いかけました。
 
Yくん 「…おばけじゃない?」
Hくん 「そうだ。おばけだ!…Hくん(自分)とあそびたいって  いってる!」
S.Hちゃん 「Sちゃん(自分)とあそびたいって!」
私 「遊びたいって言っているのか。こっち来るかな」
Hくん 「…こないね」
S.Hちゃん 「はずかしいのかも」 ・・・
天井にゆらゆら…?キラキラ…?
そんな子ども達の言葉は絶えることはありませんでした。
 
Hくんに言われるまで、水の反射に気が付きませんでした。子どもはよく見ていますね。
また、子どもの想像力は無限大だなと感じます。
大人から答えを教えるのは簡単ですが、子どもの目からどう見えているのか聞いてみるのも楽しいですね。
記事:佐藤
 子どもの発想は本当に面白く、なるほど‼と感心させられることが日々たくさんあります。Yくんの「おばけじゃない?」という発想が面白いと同時に、Yくんの言葉に友達も共感し、どんどん膨らむ様子に子ども達の想像力の豊かさと、素直さを感じます。子どもの疑問に大人が答えてあげることも大切ですが、子どもが自分で考えたり、想像できるようなやり取りも大切にしていきたいですね。
 
 
 

どうぞ♪

Nちゃんが渡した赤ちゃん人形です。お世話したり、おんぶしたりします。
平成29年8月 りす組(1歳児クラス)
とある日の夕方、室内遊びをしていたときのことです。レゴブロックを使って遊んでいたKちゃんでしたが、ブロックがうまく繋がらなかったためか、泣き出してしまいました。
私は「できなかったね。上手にできていたよ。一緒にやってみようか」などと声をかけながら、Kちゃんの気持ちを受け止めるよう努めていましたが、なかなか泣き止みません。
 
そうしていると、Kちゃんの側にさっとNちゃんが来て、
『Kちゃん、どうぞ』と赤ちゃん人形を渡してきました。
しかしKちゃんは「いらない」と首を振っていました。
私は、その場から離れていったNちゃんを見ていました。
 
するとNちゃんは、カウンターの上にあるティッシュを1枚とり、Kちゃんに再び『どうぞ』と渡しました。
 
Kちゃんはティッシュを受け取り、涙を自分で拭くと、保育者の側から離れ、Nちゃんと赤ちゃんの人形で一緒に遊び始めました。
 
友達が泣いていることに気づき、励まそうとするNちゃんの姿はとても微笑ましく、友達を思いやる気持ちがしっかり育っているという事を感じることが出来ました。またティッシュを渡す様子を見て、普段の大人の行動をよく見ているのだなと実感しました。大人のも子どもの手本になるよう、心がけたいですね。
記事:渡辺
 1歳児クラスになると、視野が広がり、自分の周りの出来事に興味が出てくるようになります。今回の出来事はNちゃんが普段から周囲を気にかけ成長していることがよくわかりますよね。
 私たち保育者は子どもたち同士のかかわりを大切に見守りながら、Nちゃんには「ありがとうね。Kちゃん元気になったよ」と声をかけ、
 Kちゃんには「よかったね。KちゃんのためにNちゃんティッシュ持ってきてくれたよ」と、友達に優しくしてもらった喜びを共有し、Kちゃんの気持ちが切り替わるように促しています。
 優しくしたこと、優しくしてもらったこと、それぞれの小さな経験を保育者が見逃さずに、子ども達と一緒に共有し日々積み重ねていくことで、人を思いやる気持ちが育って行くといいなと思います。
 
 
 
・かたつむり(ぞう赤組)
・寒天遊び(うさぎ)

かたつむり

黒い画用紙の上を、ぬめぇ~っと動いています。
平成29年8月22日 ぞう組(3・4・5歳児クラス)
ときわぎ国領保育園のある調布市には、まだまだ自然が残っています。
 
ときわぎ国領保育園には、自然が大好きな保育士がいて、通勤途中に季節外れの大きなカタツムリを見つけました。東京では最近なかなか大きなカタツムリに出会えませんよね。そこで、子ども達にカタツムリを見せたいと思い、保育園にお招きすることにしました。
 
飼育ケースに入ったカタツムリに子ども達は興味津々!
カタツムリの歩いた後を見せようと、黒い画用紙の上に乗せてみました。
調べたところ、ヒダリマキマイマイのようです。
すると、2匹のカタツムリが競争するように動き始めました。
2匹のカタツムリの周りは、子ども達でいっぱい!みんな応援しながら見守ります。
そのうちカタツムリは黒い画用紙の外へ脱線してしまいました。それを見ていたSちゃんはサッとカタツムリをつかんで、画用紙のコースへ戻しました。
 
カタツムリがゆったりと、画用紙の端にゴールするまで、5分くらいあったでしょうか?!その場にいた子はみんな飽きたりせず、ずっとカタツムリレースを観戦していました。
 
いつも賑やかで活発なぞう組の子ども達が、5分ほどじっと観察していたのが印象的でした。
 
白熱したレースが終わった後、飼育ケースに戻そうとすると、Sちゃん以外は「うわーーーっ」と言ってカタツムリに触れられませんでした。
子ども達が見ていたカタツムリ…どのように映っていたのでしょうか?ニョロニョロとして不思議な生き物に見えたのでしょうか?
 
その後、カタツムリは保育園に一泊し、元いた空き地の草むらに帰されました♪
記事:松本
 今回は、カタツムリの這った後にできる白い筋を見ること、エサによってうんちの色が変わること(今回は人参をエサにして、オレンジ色のうんちを見ました!)を子ども達と楽しむことが出来ました。
カタツムリをみて「ナメクジみたいー」と言う子、飼育ケースの内側でをカタツムリが長く伸びている様子を見て「おもちみた~い」と言う子も居ました。
 
今回は、カタツムリを楽しみましたが、これまでにも何度か通勤途中で見つけた生き物などを保育園に連れてきています。カブトムシ、冬眠明けの大きなカエル、田舎で見つけたザリガニ、鈴虫…「宮地さんちって、虫だらけ?」と3歳クラスの子に聞かれたときは一瞬びっくりしましたが、子どもの発想や考えることはとてもユニークだなと思いました。
 
一方職員からも、「最近、家の近くでカタツムリをあまり見かけることがなくなった」と言う声も聞かれました。カタツムリについてインターネットなどで調べたりして、右巻き・左巻きがあることなど、より深く知る機会になりました。
 
調布には、公園や川が多くあり自然に恵まれています。家族で休日には身近な自然や生き物に触れる機会を持ってくれりと嬉しいです。
 
 
 

寒天遊び

透明の寒天。とっても綺麗です。
平成29年8月24日 うさぎ組(2歳児クラス)
この日は、カラーの寒天で遊びました。
遊び用に前日からバケツに作りました。なので、食べ物ではありません♪
 
テラスに大きなレジャーシートを敷き、テーブルを出して準備♪
子ども達は裸足で遊びます。
 
冷蔵庫で冷やしたバケツ寒天は、ヒエヒエのプルプルです。
子ども達は寒天に触ると、口々に「つめた~い」「やわらかい」「ツルツルしている!」と声を上げていました。
 
保育者が、ままごと遊び用の包丁やお玉を準備すると、子ども達はままごと遊びに発展していきました。寒天を冷たいスイーツに見立てて切ったりすくったりしていました。
寒天は、食紅で色を付けています。この日は赤色のものと、青色のもの2色でした。
 
青色の寒天を使って見立て遊びをしていたSちゃんに「なんの味?」と聞くと、
「ナス味!」と答えが返ってきました☆
包丁で、薄切り?!
寒天を握り潰し感触を味わっている子もいました。
赤色と青色の寒天が混ざり合い、色が変わると「わぁきれい!」と言って、色の変化も楽しんでいました。
最後に使った寒天は1つのバケツに集め、大きなケーキに見立てて遊びました!
 
寒天を細かくなるまで握りつぶす子もいれば、ままごと遊び用の包丁で小さく切る子もおり、遊び方にも個性が表れていました。
 
また、寒天の「やわらかくてプルプルしている」という特徴を捉え、様々な食べ物に見立てたときには、観察力や発想力がより豊かになったなと感じました♪
記事:杉木
 
 大きな寒天で作り、レジャーシートの上に広げてダイナミックに遊ぶなんて、保育園ならではの遊びですね。
手で寒天を握りつぶして冷たさや、独特の感触をを味わうことができ、子ども達にも楽しい経験だったようです。この遊びを通して、いつもと違うままごとの見立て遊びが発展したのではないでしょうか。暑い夏の感触遊びが、子ども達にとって楽しい思い出になればよいと思います。
 
 
 
・自分で着れるね(ひよこ組)
・バス遠足(ぞう組)

自分で着れるね

輪チューブとおままごと用エプロンです。首にかけたりして遊びます。
平成29年10月 ひよこ組(0歳児クラス)
入園してから半年が経ちました。この半年の間で、とても成長しているひよこ組の子ども達です。
入園したころは、ずり這いの子やハイハイの子が多く、寝返りがまだの子もいました。
今では、歩く子も増え、中には走れる子もいます。そのほか、ご飯を食べる、着替えをするなど日常生活のいろいろなことも、出来ることが増えてきました。
 
洋服の着替えについて、ご紹介します。
自分で洋服を着たり脱いだりできるように練習していますが、着替えをするときだけでなく、遊びの中でも練習できるようにもしています。
 
直径20㎝ほどの輪チューブは、頭からかぶり首にかけて遊ぶと、洋服に頭を通す動作と似ています。
ビーズで作ったゴム製のブレスレットは、足首につけて遊ぶと、靴下を履く動作と似ています。
ビーズのブレスレットを上手にはめています♪
最近では、輪チューブを自分で頭に通したり外したりができるようになった子、ブレスレットを両手で引き伸ばして足首や手首につけることが出来るようになった子が増えてきました。
 
お気に入りのブレスレットがあるのか、たくさんあるブレスレットから何個か選んで手首につけ、二の腕まで引っ張り上げて嬉しそうにしている子もいます。ご機嫌な様子で、お迎えが来るまでつけています♪
 
ブレスレットでよく遊ぶAくんですが、私が何個かのブレスレットを渡すと、すべてを使わず、その中から選んで腕につけていく姿がありました。言葉はまだ出ないのですが、その子なりの考えがあるのだと分かりました。一人一人の考えや感じていることに気づき、共感していくことを大切にしていきたいと思っています。
記事:金澤
 保育園では成長と共に、自分の身支度を生活の中で出来るように伝えていっています。そのひとつとして衣服の着脱があります。伝えるといっても、まだ1歳の誕生を迎えたばかりの子ども達です。着脱に似た動作を遊びの中に取り入れることから始めています。
 
 
 

バス遠足

公園内を目的地目指して歩いています。コスモスが満開!とてもきれいでした。
平成29年10月12日 ぞう組(3・4・5歳児クラス)
10月12日に、幼児クラス(3・4・5歳児クラス)は遠足に行ってきました。遠足の数日前から「あと〇日で遠足だ!」と心待ちにしていた子ども達。
 
当日はお天気も良く、遠足日和でした!貸し切りの大型バスに乗って、国営昭和記念公園に行ってきました。
大きな滑り台や大きなハンモック(虹のハンモック)、ふわふわはずむ白いドーム(雲の海ふわふわドーム)などで、目一杯遊びました。
 
遊んだあとは、お待ちかねのお弁当タイムです♪
「みてみて~おにぎりにしてもらったの!」
「くだものもあるよー!」
と、お友達とお弁当を見せあいながら、嬉しそうに頬張っていました。
雲の海ふわふわドームです。飛んだり跳ねたり、走ったり、転がったり…
午後もたくさん遊び、帰りの時間。
遊んでいたところからバスの待つ駐車場まで、少し距離があります。20~30分ほどかけて、みんなで歩きました。
たくさん遊んだあとで、さすがに子ども達も疲れた表情に…
それでも、保育者に励まされながら頑張って歩きます。
 
しかし、先頭で手を繋ぎ歩いていた、年少のHくんと年中のTくんのペアは、どんどん歩くペースがゆっくりに…
年少のHくんが疲れてきた様で、足取りがどんどん重たくなってきていました。
そんなHくんの手を、Tくんは一生懸命引いて歩いていました。Tくんも疲れた表情をしていましたが「あと、ちょっと」とHくんを励まし、最後までリードしてくれました。
ドラゴンの砂山。ドラゴンの背を渡っていきます。果敢に挑戦!
何とか出口まで歩き、みんな無事にバスに乗ることが出来ました。
帰りのバスはほとんどの子が、ぐっすりと眠っていました。眠っている表情はみんな満足気で、お友達と一緒に楽しい一日を過ごせたのではないかと思います。保育園での思い出がまた一つ増えたかな?!
 
 
幼児クラスは、秋に運動会・遠足・芋ほり・お芋のクッキング・ハロウィン…と、行事が盛りだくさんです。それぞれの行事で子どもの成長を感じることが出来ます。
 
Tくんは普段は積極的に下の子を引っ張るタイプではなく、優しくそっと側にいてくれるタイプですが、この日は優しくもあり、年下の子を引っ張り、リードしてくれました。自分も疲れている中、最後まで「つかれた」等を口にすることなく、頑張ってくれたTくん。帰りのバスはぐっすりでしたが、その寝顔は、いつもよりお兄さんに見えました☆
記事:榎本
 幼児クラスは色々な経験を通して、友達と協力する事、共感する事、相手をいたわることを学んでいます。秋のバス遠足は、運動会に続く、保育園の行事の中でも大きな行事です。遠足に行く前から楽しみにしてた、お家の方が作ってくる愛情一杯のお弁当を持ち遠くへ出かけます。その中で、子ども達は自分は疲れているけど、ペアになった子を連れてバスまで行こうと心に決め、暑い中頑張ってくれました。どの子もまた少し成長できたと嬉しく思います。
 
 
 
・新聞紙でくもの巣作り
・おじいちゃん、おばあちゃんとハロウィン‼

新聞紙でくもの巣作り

細長くちぎる…意外と難しいっ!
平成29年10月25日 ぞう組(3・4・5歳児クラス)
例年に比べ、10月は晴れの日が少なく、雨の日が続きました。なかなか散歩にも出られず、室内で過ごす日が多かったです。31日のハロウィンに向けて衣装作りをしたりもしたのですが、この日は「新聞紙遊びをしよう!」と子ども達を誘ってみました。
 
新聞紙を使ってくもの巣作りです★
 
ぞう組全員でやろう!ということで、それまでしていた遊びは一度片づけるよう伝えると、
「えー何やるの?」
「あそんでいたのに」
と、中には後ろ向きな子もいましたが『楽しいことやろうよ~♪』と誘い、みんなでくもの巣作りの開始です。
だんだん、くもの巣っぽくなってきました。
やり方は…
①新聞紙をなるべく細長くちぎる
②ちぎったものをセロハンテープで繋げて、さらに長くする
 友達同士で作ったのをくっつけてもOK!
③長くなったら保育者が壁から壁へ張り渡し、くもの巣になるようにする
④張り渡した新聞紙に、さらに自由に子ども達が新聞紙で装飾をつけていく
 
このような流れです。
 
“細長くちぎる”というのがポイントでもあり、意外にも長くちぎることは難しいので(途中で切れないように慎重にちぎったり、紙の目に沿って裂く等)いろいろと考えながら、ちぎることに集中していました。
あちこちから、くもの糸が垂れています☆大人は、体をかがめないと通れません。
くもの巣がだんだん出来上がってくると
「すごーい!」と子ども達は大喜びで、それからはみんな夢中になって自由に装飾をして楽しみました。
 
給食の時間も近づき、装飾もだいぶしたところで
『そろそろ完成にしよう!』と保育者が声をかけると、みんな満足気な表情で、
「たのしかったー!」
「なんかお化け屋敷みたいですごいね♪」
「もうすぐハロウィンだしね!」
と、様々な声が聞かれました。
 
予定では、すぐに片づけをするつもりだったのですが、
「もうちょっとこのままがいい☆」
「秘密基地みたいだもん」
と、言う子が多かったので、この日は一日そのままの状態で過ごし、翌朝みんなで片付けました。
 
遊びの最後に、
『散らばった新聞紙を拾って部屋をきれいにしてくれる―?そのあとご飯のお支度しよう!』と保育者がみんなに言うと、あっという間に部屋の床は綺麗になり、食事の準備も普段より早くしている子が多くいました!遊びを集中して存分に楽しめたからなのでしょう。子どもにとって、遊びに入り込む経験は本当に大切な事だな、と実感しました★
記事:林
 “たかが新聞紙、されど新聞紙”新聞紙は色々な遊びに使えます。
乳児期は、新聞紙をビリビリ破く感覚を楽しんだり、舞い上がらせてみたりして遊んだりしますが、幼児期になるとここまで遊びが発展できます。
子どもが自ら遊びを考え出していく経験も大切ですが、ときには保育者から遊びのアイディアを提供することで一つの素材でも、無限に広がる楽しさを感じられますね。
 
 

おじいちゃん、おばあちゃんとハロウィン‼

かぼちゃ帽子と、かぼちゃのバックをもって、おじいちゃん、おばあちゃんの所へ…
平成29年10月31日 りす組(1歳児クラス)
高齢者施設が併設されているときわぎ国領保育園では、その特長を生かし行事ごとはもちろん、日常の保育の中で高齢者の方と交流を行っています。
 
この日は『ハロウィン交流』をしました。
いつも園外保育の時にかぶる園帽子にハロウィン用の装飾を少しつけたり、幼児クラスではカラーポリ袋や色紙を使って作った衣装を着て、おじいちゃん、おばあちゃんのもとへ遊びに行きました。
 
りす組の子ども達は、絵具を使って色付けをしたかぼちゃのカバンを持ち、装飾されたオレンジ色の帽子をかぶって、かぼちゃのお化けに変身しました。
 
おじいちゃん、おばあちゃんのもとへ行くと「みて~~‼」と自分の作ったカバンを見せている子の姿もありました。
お菓子をもらいました。
ハロウィンという事で、おじいちゃん、おばあちゃんからお菓子ももらいました!
お菓子を受け取ると「ありがとう」と伝えているりす組の子ども達。
お菓子をもらえたことがとても嬉しかったようで、交流を終え保育室へ戻ると「楽しかったね」「おかし、ママと食べる」と言っている子の姿がありました。
 
日々の生活の中で、どんどん言葉を覚えていっているりす組の子ども達。春ごろは「バイバイ」などの簡単な言葉や、手振りで交流する姿がありましたが、最近では「これKちゃんが作ったの」と自分で作ったものを見せたり「これなに?」など高齢者の方の持ち物を指さして聞いている姿などが見られます。そんな言葉のやり取りからも、子ども達の成長を感じる場面がありました。
記事:吉澤
 日々の生活の中や行事を通して、高齢者とコミュニケーションを取り、楽しく過ごしていける環境は、とても良いですよね。
保育者が「おじいちゃん、おばあちゃんの所へ行こうね」と声をかけると、
『おじいちゃん、おばあちゃん、いく~~!』と、とっても嬉しそうにする様子もあります。
交流では、自分からかかわろうとする子ども達と、それを温かく見守る高齢者の方のやり取りが、とても微笑ましく感じます。
これからも生活の中で高齢者の方と触れ合い楽しく過ごしていきたいと思います。
 
 
・誕生会の司会(ぞう青組)
・安心して過ごせますように(うさぎ組)

誕生会の司会

「好きな食べ物はなんですか?」小さい子は、保育者と一緒に答えます♪(10月の様子)
平成29年11月16日 ぞう青組(5歳児クラス)
ときわぎ国領保育園では、毎月誕生会が行われています。誕生会では誕生児へのインタビューや保育者からの出し物(ペープサートやわらべうたなど)があります。
 
誕生会の司会は、年長クラスの子が一人ずつ担当しています。子ども達にとって誕生会で司会することは、とってもドキドキ★するイベントの一つです。毎月誕生会が近づくと、担任に「今月は誰が司会~?」と楽しみに聞く姿があります。
 
司会の担当の子は、一緒に司会をする保育者と事前に打ち合わせをして、本番に臨みます。インタビューの内容を一緒に考えたりします。
誕生者には王冠☆ 司会の子はベストとマイクの小道具があります。
先月11月の誕生会では、Nちゃんが司会を務めました。
誕生会が始まる前は、とっても緊張した様子で前に立っていました。一緒に司会を担当する保育者が「大丈夫?緊張してる?」とNちゃんに尋ねると『緊張しているけど、がんばる!』とこわばった表情の中にもやる気が感じられました。
 
誕生会が始まると堂々と皆の前に立ち、大きな声でインタビューをすることが出来ていました!
また、小さい子(0歳児クラス)には、恐がらないように頭を撫でて上げる姿もありました♪
 
司会を無事に終えたNちゃんに「どうだった~?」と尋ねると、
『(みんなの前で)恥ずかしかったけど、楽しかった!またやりたい!』と嬉しそうに、そしてどこか自信に満ち溢れた表情をしていました。
 
大勢の前で一人で立ち司会をするという事は、大人でも緊張しますよね。子ども達も同じで、誕生会の司会を担当する子は、毎回普段とは違った緊張感をまといながら、楽しんで司会をしています。
 
友だちと協力してみんなで物事に取り組むことも楽しいですが、このような司会を一人でやり遂げるという経験も大切にしています。“一人で頑張った”という思いは、自信や意欲につながっていくと思います★
記事:原田
 年長クラスは保育園で一番上のお兄さん・お姉さん★ということで、4月から誕生会の司会以外にも、日々の当番活動や年下の子のお世話、様々な行事の代表者…と経験を積んできました。初めのうちは何事も緊張や不安がある様子の子ども達ですが、それらを一つ一つこなし経験していく毎に、自信をつけている様に思えます。色々な任務をこなす度に、一回り成長する子どもたちを見て、保育者も喜びを感じています。
 
 
 

安心して過ごせますように

幼児クラスのお昼寝の様子
平成29年12月 うさぎ組(2歳児クラス)
うさぎ組では、お昼ご飯を食べていると必ずある言葉が聞こえてきます。
「〇〇さん(保育者の名)、あとでトントンして」
お昼ご飯の後は、お昼寝です。寝るとき背中をトントンしてという、可愛らしいお願いです。
その日によって声をかける大人は違ったりします。
また、自分で(一人で)寝るという日もあります。
 
食事の片づけなどで、トントンしに行けるまで待たせてしまう時や、行けない時もあります。
そのような時は理由を説明して“ごめんね”と言うと、
「わかった!」「いいよ♪」と言ってくれるます。
 
この日のSちゃんは、背中をさすっていましたが、なかなか寝付けない様子で布団の上をゴロゴロ…
しばらくして「ママがいい…」と一言。
私が「だっこしようか」と声をかけると、体をぺったりくっつけるようにしてきました。
 
少しの間、抱きしめていると、Sちゃんは自分から布団へ戻りました。
その後、少し背中をトントンと触れていると、眠りにつくことが出来ました。
 
保護者の方と離れて過ごす子ども達が、安心して過ごせるよう、私たちは子どもの不安な気持ちを受け止めていきたいと思っています。
 
0歳児クラスの始めでは、抱っこされて眠りにつく子が多いのですが、だんだんと保育者が近くにいると安心して布団の上で眠れるようになってきます。
幼児クラスまで成長すると、保育者が近くで見守るだけで、ほとんどの子が眠りにつくことが出来ます。
 
子どもが求めている時はその様子を察して、そばで安心して眠れるようにしていきたいと思っています。
記事:佐藤
 食事、トイレ、午睡は、子どもにとってとてもデリケートな場面でもあります。少しお家の人のことを思いだしたり、保育者に側で見ていてもらいたかったりします。そんな時はその子の気持ちに寄り添い、安心できるまで側にいて見守り、出来たときには、ほめるようにします。そうする中で子ども達と保育者との信頼関係も深まり、こちらが待っていてねと言うと、待ってくれるようになります。
 
 
・子ども達の会話 (うさぎ組 2歳児クラス)
・延長保育 (全園児 0~5歳児クラス)

子ども達の会話

野川の河原で遊んだ時の様子です。きれいな落ち葉がいっぱいで、花束のように束ねている子もいました☆
平成29年12月 うさぎ組(2歳児クラス)
日に日に寒さがまし、晴れていても、外の空気はとても冷たいですね。でも、うさぎ組の子ども達は戸外遊びが大好きです。朝、室内で遊んでいる子ども達から
「今日はどこ行くの?」
「○○公園?」
と、保育者に活動の場所を尋ねてくることがあります。
 
この日は、野川沿いへ行く予定であることを伝えると
「やったー!野川だって!」
「野川に行くんだって!早く行きたいね」
と、まだ今日の予定を知らないお友達に伝えている子や、
 
「野川行ったら一緒に遊ぼう!」
「葉っぱで(紅葉した葉を拾って)お店屋さんしよう」
と、子ども同士でどのような遊びをするのか話し合ったり、一緒に遊ぶ約束をしたりしている姿がありました。
大きな水たまりも発見!水触れると、冷たい!
また、お友達から活動の場所を教えてもらったSくん。保育者に、
「野川ってこないだ行ったよね、いっぱい走ったよね!」
と声をかけてきました。私が、
『こないだも行ったね。今日もたくさん走ろうね!』
と、Sくんに答えると
「うん!きょうは戦いごっこもするんだよ!るいさん(保育者)もしよう。るいさん怪獣してね!Sウルトラマン(キャラクター)やるから!」
と、お散歩に行くのが楽しみな子ども達です。
 
目的地に向かう道中では、二人ずつ手を繋いで歩きます。手を繋いでいたSちゃんとYちゃん。Sちゃんは、マンションを指さして、
S:「ここSちゃんのお家なんだよ」
Y:「そうなんだ~今度Sちゃんのおうち行きたい」
S:「いいよ!Sちゃんのお家ねプリキュア(キャラクター)もあるんだよ。きていいよ!」
と嬉しそうな表情で、答えていました。
 
子ども同士や保育者との会話を楽しんだお散歩でした♬
記事:金子
 2歳児クラスに進級して9か月。最初は友達とのやり取りや、大人と話すときも拙い会話だったうさぎ組の子ども達は、今では何故なのか、どうしたいのか、何があったのかなど、使える単語も増えてきて色々な想いを言葉で伝え、会話を楽しんでいます。
 会話は、日々の生活の中で育まれていくものだと思います。どんな言葉でも受け取ったり、こちらかも伝えたりしたりして、大切にしていきたいですね。
 
 

延長保育

おままごと用のスカートや、保育室の玩具を使っておしゃれ★
平成29年12月 全園児(0~5歳児クラス)
ときわぎ国領保育園は夕方6時~8時が延長保育です。
夕方6時になると、7時までにお迎えが来る子は、補食(おやつ)を食べます。
お迎えが7時~8時の間に来る子は、隣の部屋へ行き夕飯を食べます。
 
その後はまた、同じ部屋に集まり、保護者のお迎えが来るまで遊んで待ちます。
 
延長保育の時間は、保育園にいる子はみんな一緒の部屋で過ごすことになります。
なので、小さい子と大きい子の触れ合いが、そこにはあります。
 
ぞう青組(5歳児)のYちゃんとNちゃんが、ままごと用のスカートを履いて、バンダナを首に巻いたり腰につけたりしてアレンジ♬アイドルのように歌を歌って遊んでいると、小さい子たちが目を真ん丸にして見ていました。そして歌が終わると拍手!
 
しばらくして、YちゃんとNちゃんのお迎えが来て帰ってしまうと、うさぎ組(2歳児)のHちゃん・Sちゃん、ぞう赤組(3歳児)のMちゃんは、同じ様にスカートを履いておしゃれをして、観客の保育者に歌や踊りを披露して楽しみました♬
 
自分たちにとって憧れのお姉さん達がやることを真似したいけど、お姉さん達がいるときにはちょっと恥ずかしくてできないようです。なので帰った後には思う存分真似をする、その可愛らしい様子が何とも言えない感じでした!
記事:松本
 子ども達は、大人のしぐさや友達の遊び方を見て、こんな遊び方があるんだ!楽しそう!と、やりたいと思ったりすることから遊びの幅を広げていきます。延長保育の時間は、次々とお迎えが来て、帰っていく友達を見て寂しい気持ちになりやすい時間帯でもあります。でも、合同保育ならではの関わりがあり、今回のようにお姉さんたちの遊びを真似て、楽しく過ごせている姿を見ると、働いている保護者の方も安心しますよね。これからも延長保育の時間を楽しく過ごして、お父さん、お母さんのお迎えを、子ども達と一緒に待っていきます☆
 
 
・雪の日のできごと・乳児(りす組)
・雪の日のできごと・幼児(ぞう組)

雪の日のできごと・乳児

雪が降った日の翌日の様子です♪てんとう虫のすべり台につもった雪を払ってあげるKくん
平成30年1月22日 りす組(1歳児クラス)
1月22日(月)この日は都内でも雪が降りました。
そんな雪の日のエピソードです。
午前中から降り出した雪は、午後には積もるほどになっていました。
 
子ども達がお昼寝から起きると、窓の外に見える花壇は、雪がこんもり積もっていました。
寝起きに外を見た子ども達は、目を輝かせて『わぁ!!』と声を上げる子や、
”何だろう?”といったり、不思議そうな顔をしたりとさまざまな様子でした。
 
保育者がボウルに雪を入れ室内にいる子どもたちに、
「これなにかわかる?」と見せると、『おさとう!』と答える子もいました。
「ちょっと触ってみる?」と声をかけると、恐るおそると言った様子で、チョンと指で触り「冷たい」とビックリしつつも嬉しそうに保育者に伝えていました。
 
そして翌日は、子ども達の膝丈ほど積もった雪で、雪遊び‼
シャベルで雪をすくってバケツに入れる子や、あえて雪深いところをザクザクと歩く子もおり、みんな夢中になって雪遊びを楽しんでいました。
 
東京での大雪はなかなか体験できることではありません。このような機会を大切に普段はできない雪遊びを楽しんだり、季節を感じることにつなげていけたらと思います。
 
記事:北川
 雪って不思議ですよね。空から“サラサラ”と降ってきて、触ってみると冷たくて、溶けて水になる。積もった雪は真っ白で、太陽の光にあたるとキラキラしてまぶしくなる。子ども達はそんな不思議な“雪”に触れることが出来ました。
 新雪の上を歩くとズボッと沈み、固まった雪の上を歩くとツルツル滑りますよね。雪遊びを通して沈んだ足を“よいしょ”と持ち上げあげたり、ツルツル滑らないように重心をしっかり落としたりと普段の生活では意識しないような体の使い方をします。
 東京では、なかなか雪遊びを経験できないのですが、子ども達は今回たくさん遊ぶことができ、楽しみながら様々な“感覚”を体験できたかと思います。この体験が、豊かな心を育んでくれると嬉しいです♪
 
 

雪の日のできごと・幼児

雪合戦♪ 子ども達のテンションも上がります!
平成30年1月23日 ぞう組(3・4・5歳児クラス)
雪が降った次の日、ぞう組は2階園庭へ行き遊びました。その日は午前中にリトミックの予定が入っていたので、遊べる時間は少なかったのですが、朝から
「今日雪で遊べる??」
「2階園庭たくさん積もってるかな?」
と、保育者に問いかけてくる子ども達のキラキラした目を見たら”遊びに行かないわけにはいかない!”と思い、普段より早めに2階園庭に行き遊ぶことにしました☆
 
いざ、2階園庭へ行ってみると、真っ白!!な銀世界。その様子を見た子どもたちは
「うわーすごい」
「早く遊びたい」と、待ちきれないようでした。
青い帽子は年長組、赤い帽子は年少組、協力して作っていますね★
友だちや保育者と雪玉を投げ合って雪合戦をした後は、雪だるまやかまくら作りです。
 
雪だるま作りでは、保育者が「コロコロ転がすと、どんどん大きな丸になるから作ってごらん」と手本を見せると、みんな真似をして作っていました。しかし、だんだん大きくなるにつれて転がすのが大変になってきて、
「重くて転がらないよー」と困っている子もちらほら。
そんな時には友達と力を合わせて作るのが。幼児クラスの子ども達。
中には年下の子が困っている様子を見て「一緒にやってあげる」と声をかけてあげる優しいお姉さんもいました♬
かまくら作り  子ども達で作ります♪
かまくら作りも、シャベルで雪を集めみんなで作り進めました。
年長組が先頭を切りつつ、年中組の子ども達も協力して完成!
 
完成後は「ここもう少し広くすると良かったねー」振り返りつつ、かまくらの中に入って満足気でした。
雪遊びに満たされた子ども達は、そのあとのリトミックも楽しそうに参加していました!
 
こんな大雪が降るのも珍しい東京で、思う存分雪と触れ合い、友達同士で協力して雪だるまやかまくら作りが出来て良い機会を持てました。リトミックが始まるまでの短い時間ではありましたが、子ども達の満たされた表情を見て、やはり季節ならではの自然に触れ、のびのびと過ごす経験は大切だなと、改めて感じた日でした。
記事:林
 雪が降り始めたときから、子ども達は「雪遊びしたい!」と楽しみにしていました。年長組が先頭を切って作ってくれたかまくらは、先にリトミックが始まる年長組から引き継いで、年中組と保育者で仕上げました!
 夕方、完成したかまくらをみんなで見に行き大喜び!その後も数日間溶けずに残ったかまくらで、思う存分遊びました。大人は雪が降ると通勤の事などを考え、気が重くなりがちですが、子ども達にとっては雪も大切な遊び、経験の一つです。みんなで思いきり雪遊びした楽しい経験は大人になった時、大切な思い出になるのではないでしょうか★
 
 
3月20日更新予定

ときわぎ広場~ミニアスレチック~

17時半すぎくらいから人が増えて賑やかになってきます。
平成30年2月27日 全クラス(0~5歳児クラス)
この日は夕方4時から、ときわぎ広場を開きました。
ときわぎ広場は、1~2か月に1回程度のペースで施設内のホールを利用して開催しています。
 
夕方のお迎えの後、お家の方と一緒に参加してもらいます。参加は自由です。
工作をしたり、体を動かして遊んだりしながら、親子で楽しめる場、保護者同士・保護者と職員の交流の場となるよう企画しています。
トンネルの中に入って行けるかな~?
今回はミニアスレチック!
小さい子には、ソフトすべり台やトンネルを用意しました。
大きい子には、ジャンピングマットや縄跳び、はしご登りなどです。
 
参加した子どもたちは早速遊びにっ!…とはいかない子もいます。
保護者の後ろに隠れて、いつもとは違う様子に緊張してしまう子も…
 
そんな時は、保育者が手助け☆
1歳児クラスのMちゃんもその一人で、保育者とママに手を引かれて、そ~っとトンネルへ。
何度か一緒に遊ぶと、一人でほかのアスレチックへ挑戦しに駆け出していきました♪
座って話せるのも、通常の登降園とは違います♪
大きい子たちは、縄跳びで何やら相談しています。
「回してほしい」
「ヘビやろうよ」等々
相談して遊びを決めていました♪
 
子ども達と遊びながらも、保護者の方同士、また保護者と職員の会話もところどころであります。
日ごろの様子を伝えあったり、子育てについて話し合ったり…今回も賑やかな広場となりました!
 
ときわぎ広場の良いところは、大人同士コミュニケーションをゆっくり取れたり、子どもの園での姿を見てもらえたりできる部分だと思います。私たちは、子どもの成長を一緒に見守っていく同士として、このような場を大切にしていきたいと思います。
記事:佐藤
 ときわぎ広場は、半月くらい前からポスターで日時や内容を、保護者の方にお知らせしています。ときわぎ広場の準備をしていると「今日、ときわぎ広場?!絶対行く!」と楽しみにしてくれている子どもがたくさんいます。ですが、その日の保護者の仕事の都合や、病院の受診、上の子のお迎えなどで参加できない事もあります。
 
「前回参加できなかったので」「子どもがすごくたのしみにしているので」と言って、都合をつけて早めに迎えに来てくれる方のいます。
 
2月はまだ日が短く保育園のお迎えの後に外では遊べないので、今回のミニアスレチックは、体力発散に良い内容だったのではないでしょうか?来年度も子ども達と保護者の方が楽しめる内容を考えていきます。参加してくださってみなさん、ありがとうございます。
 
 

年長さんへのプレゼント

小さなビーズを一つ一つはめていきます♪
平成30年3月 ぞう赤・緑組(3・4歳児クラス)
もうすぐ年長は、卒園となります。
卒園する年長の子ども達へのプレゼントを、年中・年少で作りました。
 
ときわぎ国領保育園は、入園した時に園児一人一人マークを選んでもらいます。選んだマークは卒園するまで、ずっと目印として使われます。バナナ・ちょうちょ・おうち・ぺんぎん…さまざまなマークがあります。
今年は、年長の子一人一人のマークをアイロンビーズで作り、キーホルダーにしてプレゼントしました。
 
年中・年少の子ども達に、たくさん遊んでくれたり、お世話してくれた年長さんに「ありがとう」の気持ちを込めて作ることと、卒園式の日まで内緒にすることを話して作り始めました。
 
年中・年少は、ペアになって協力して1個作ります。
年中のKちゃんと、年少のHくんがペアでキーホルダー作りをしていたときのことです。
製作中二人は、
「〇〇くんとサッカーいっぱいした」
「△△くん、やさしいから好き」
と、年長の子との思い出話を始めました。
全部で11種類。6年間使ったマークです。
楽しい思い出話をしながら作っていると、Hくんが
「みんないなくなっちゃうの さみしい」とポツリ…
Kちゃんも
「さみしくなるからイヤだな~」と二人とも年長との別れを寂しがっていました。
 
ぞう組33人で過ごした日々は、
楽しいことも、ケンカになることもありましたが、色々なことを共に経験する中で、子ども達に年齢を超えて絆が出来ていたことを改めて感じました。
 
たくましい年長がいなくなることは寂しいですが、年中・年少で、来年のぞう組を盛り上げてくれたらと思います。
記事:榎本
 保育園は毎日たくさんの子ども達の声であふれています。笑い声もあれば、ケンカをする声、泣いている声と様々です。毎日の園生活の中で、同じ学年の子同士だけでなく、年上、年下関係なく遊ぶ姿が増えてきます。子どもたち同士がかかわり、楽しいことも悲しいことも一緒に学んできました。そんな年長組の仲間へのお別れのプレゼント、子ども達の思いと共に届けられたらうれしいです。
 
 
次年度 4月20日更新予定です!
 
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